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鎌倉ライフリッチ研究所 Ver 3.70 | 人生を、豊かに生きよう。

ようこそいらっしゃいました。スローライフの聖地鎌倉へ移住して7年。グローバルビジネスやM&AどっぷりだったR40が一念発起。 ベンチャーでの仕事を通じた日々のビジネス視点だったり、観光に役立つ鎌倉の美味しいグルメ情報やイベント紹介をしてまーす。プロフィールはこちら(http://profile.hatena.ne.jp/hase263lich/)から。

【レビュー】『呼吸で心を整える』倉橋竜哉 著

読んだ本 レビュー

レビュープラスさんからご献本いただき、読了。

献本いただくまで、ぼくは倉橋竜哉さんのことを存じ上げなかったのだけど、ブザン公認マインドマップインストラクターでもいらっしゃって、いわゆるB2C向けだけでなく、B2B向けのセミナーや講習も積極的に行っておられる、いわば「内部整理の達人」なのだ。

 マインドマップも呼吸法も、自分の思考や感情をどれだけ客観的に整理し、クリエイティブな発想や行動に向けて活用すべき重要なツールだとおもう。その意味で、これまでのぼくはマインドマップはガリガリ使ってきたけど、呼吸法はそれほど意識的に使ったことはなかったので興味深く読ませていただいた。

呼吸で心を整える (フォレスト2545新書)

呼吸で心を整える (フォレスト2545新書)

 

 で、読了後。

なるほど!と思った最大のことは、「呼吸を使い分ける」ということだった。

章立てにあるのだが;

 

  • 第2章:前向きな「ため息」が、緊張感を和らげる――【ゆるめる呼吸】
  • 第3章:数えて呼吸するだけで、集中力が高まる――【数える呼吸】
  • 第4章:イヤな気持ちをリセットする技術――【歩く呼吸】
  • 第5章:頭の中に浮かんだ雑念を吐き出す――【声を出す呼吸】
  • 第6章:イライラや怒りを鎮める方法――【鎮める呼吸】

 

本書は、これらの手法を、なぜそうすると良いか、どうやってやるのかを実践的にイラストなども使って説明してくれている。また、体験者の声を多く盛り込むことで、どのような生活シーンで実際に使っているのか、を更に説得力あるものにしてくれている。

これまで、ぼくは「呼吸」といえば、「座禅」「瞑想」などのように、時間を確保して集中する方法は行ったことがあるのだけど、上記のようなパターンに分けて使う方法は試したことがなかった。

さっそく、第3章の「数える呼吸」を仕事中に試してみたんだけど、実際たしかに、呼吸に集中したのは数分(1分くらい?)で、その間にかなり雑念は整理されたような気がしている。何というか、呼吸というツールを使って、邪念をそぎ落とすような感じである。 

この本、もちろん年齢・性別を問わず有用な内容だけど、いちばん有効なのは、育児中のパパ・ママなのかもしれないなあと思いながらプレゼントにもよいのではと思いを巡らされた一冊だった。


著書「呼吸で心を整える」(倉橋竜哉)の紹介

 

続けるための唱えごと:「だからこそ」

 

早起き、ジョギング、勉強、日記・・そしてブログ。

習慣化を図ろうとしてもなかなか継続できないことがらって沢山あると思う。

そもそも、習慣化しようとした時には、明確な目標や「ありたい姿」みたいなものがあって始めたはずなのに、ふとしたきっかけで、いつのまにかおざなりに。

目標に向かい続けるのは、それが長期的なものであればあるほど、そして自分の情熱(=精神力)が一過性であればあるほどに難しい。

ぼくの場合は、これまでは以下のやりかたでその継続を図ってきた。

  1. 意識すべきライバルを設定する
  2. 続けようとした際に邪魔をするものやことを排除する

1. はわかりやすいはず。身近な存在でもいいし、イチローのような存在でもいい。

2.はちょっと伝えにくいけれど、例えば「ジョギングをする時間だ。でも車も洗いたいし読書もしたい・・」というような場合の、洗車や読書みたいなことがらを、「気にしない!」と自分に言い聞かせるような感じ。

ただ、これでも続けられなかったことが沢山あって、なんでだろうと考えて実践してみようと思ったのがこの;

「だからこそ」

である。やりかたは簡単。単に、迷いがでたときに頭の中でつぶやいて反芻するだけ。

例:早起き

自分:ああー寒いしもうちょっと寝ていたい・・。

→ だからこそ!

→ だからこそ!

→ だからこそ!

 ・・これだけである。

これをするようにしてから、何というか自分がなぜそれをやろうとしているのか、やろうと決めたのかを都度思い出してメゲずに実践できるようになった。

年始から始めた、とあることがらもうまく続いている。

いぜんこちらで紹介した「これは脳幹トレーニングだ!」と組み合わせて、ぶれることなく、成したいことの実現に向けて活用してみることにする。

『もしも、あなたが「最高責任者」ならばどうするか?Vol.1』ビジネス・ブレークスルー大学総研編著

レビュー 読んだ本

レビュープラスさんより献本頂き、読了。

 

コカ・コーラの米国本社、ローソン、NTT、UBER(タクシー配車のネット企業)、任天堂、東京ガス、沖縄県、イオンをケースとして、「過去の成功事例」ではなく、「いま進行中の」経営課題を抽出して、(解答例として)大前氏が提言を行ってゆく内容。

もしも、あなたが「最高責任者」ならばどうするか?Vol.1(大前研一監修/シリーズ総集編) (ビジネス・ブレークスルー大学出版(NextPublishing))

もしも、あなたが「最高責任者」ならばどうするか?Vol.1(大前研一監修/シリーズ総集編) (ビジネス・ブレークスルー大学出版(NextPublishing))

  • 作者: ビジネス・ブレークスルー大学総合研究所,大前研一
  • 出版社/メーカー: good.book
  • 発売日: 2015/10/23
  • メディア: オンデマンド (ペーパーバック)
  • この商品を含むブログを見る
 

使える!

各ケーススタディには該当する企業のサービス分析や経営数値に加え、市場や環境変化予測などをまとめたパワポ資料がふんだんに使われているのだが、この分析と整理の方法だけでも十分に参考になる。とくに、販売戦略や経営企画を仕事にしているひとにはうってつけの内容ではないだろうか。

(BBTの学生のみなさまが苦労されて資料化したり、ファクトを積み上げている様子が目に浮かびます。)

未来予測が秀逸

また、大前氏による各ケースに対する提案も興味深い。本書の骨格をなしている思想が「Real Time Online Case Study(リアルタイム・オンライン・ケーススタディ=RTOCS)」なので、「未来を見据えて、現在に提言する」内容となっていないといけないのだけれど、その「未来設定(将来予測)」が、どのケースでもうなづくことの多いシナリオになっていて、そこから時には非常に大胆な施策提案を行う内容になっている。なので、業界は違っていても、読者の所属する企業でも応用が十分できる「思考方法」のトレーニングができるのではないだろうか。あまり書くとネタバレになってしまうけど。大企業からベンチャーまで、幅広く企業体を取り扱っているのもありがたいところ。

組織につてももっと言及がほしいところ(わがまま言ってすみません)

さいごに、本書が経営課題としての「次の打ち手は何か」を議論するために構成された内容なのでしょうがないと言えばそうなのだが、組織変革も含めてほしいと言うのはわがまますぎるだろうなあ。これらの打ち手を実行してゆこうとすると、当然のことながら組織体に手を加えて、実現可能性を議論してゆく必要が出てくるはずなので、そのあたりは別の書籍とかでも、オンライン上でもいいのでぜひ拝読してみたいとおもうところである。

 

久しぶりのドイツ出張、つれづれと

出張あれこれ 出張ごはん(国内・海外) 旅の記録
往復入れて9日間、ドイツへ出張してきた。
約2年ぶりなので、自分がどう感じるのか非常に楽しみだったのだけど、予想以上に得るものが多かったように思う。
 

まず、フライトで、眠らなく(眠れなく)なった。

これまでの場合、座席に座って即落ちする感じで、目が覚めたら「おめざめですか」のフセンが目の前に貼ってあることが多かった。往路はそれに近かったんだけど、離陸する景色を見ながらの復路では、「寝落ちする」ような感覚が全くなかった。疲れすぎていたわけでも、ラウンジでお酒を飲み過ぎていたわけでもないんだけど。
40を過ぎると、体質が変わるというのはこういうところにもくるんだろうか。
前職の部長たちが「おれは寝ないからね」と豪語していたが、眠れない体質になってたんじゃないかな、と今更ながら思ったりする。あ、それと、つとめて体調に気を配るようにもなった。現地の仲間と夜通し飲む、ということも意図的に避けるようになった。
 

日本を相対化して捉える感覚が減った。

これまでの海外出張だと、仕事をしながらも、フリーの時間に見て回ったり過ごす場所を通じて、日本との比較を意識的にも無意識的にもすることが多かった。それが、海外で過ごす、なによりいちばん大事なことがらだと考えていたのだけど、なんというか今回は「日本という場所をいちいち意識せずに、行動して」いた。なんというか、行動するのは自分自身なので、もう日本とか海外とか関係ない、とでも言うような感覚だった。かっこよくいうと「場所に制約されない」感じなのだが、鎌倉に居を構えて「ここがぼくの住みかだ」と強く思うようになったことと無縁ではないだろうなあ、とも思える。
 

何かに遠慮することが少なくなった。

ポジションは当然違うけれど、組織に属しているのは今も昔も変わらない。
ベンチャーに身を置くためか、「用意された何か」を期待することがなくなった反面、全てにおいて自分で「前乗り」な感じで行動をするような意識を持つことが多かったのが今回の出張だ。これまでなら、打ち合わせをしていれば現地のVIPや日本側の要人の腰を(多少)担ぐようにお話をお膳立てする環境だったけど、そんなオブラートは誰も必要としてないし、ぜんぶぶっちゃけ話で進めてしまえ!みたいな感覚である。
偉そうぶっているわけではない。なんというか、主体性を自分に戻した、そんな感覚である。
 
今のベンチャーに身を置くなかで、次の海外出張がいつになるのかはちょっと想像つかない(自分で計画しててもね)のだけど、今度行く際にはまた違った感覚を持つことができるのではと、今から楽しみだったりする。
 
さて、明日からまた国内を走り回る生活にぐいっと戻る訳だけど、なんというかもう国内も海外も関係ない感じ。苦も楽も、満喫しながらのこり1年を過ごしたい、そんな風に思わせるドイツ出張だったなあ。
 
(以下は出張中の画像:よろしければぜひご覧あれ)
 
イベント会場まで直通の駅。ドイツでは、よくある風景。

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会場で出の、典型的なランチ(しかも5泊連続)。いま見直しても胸焼けが(笑)。
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立ち寄った、ケルン大聖堂。モノトーンな重厚感が、いつ見てもすごい。
(なかのパイプオルガンやステンドグラスもすごい)
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ケルンまとめ。ライン川、平日だったけれど人がくつろいでいて、なごむわー。
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ドルトムントで有名なツリー。まだライトアップされてなかったけれど、装飾はほぼ終わっていた。グリューワインが大変においしかった。
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エッセンの駅にて。ヨーロッパって、パンがうまいんだよねと思い直させる一枚。
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フリーの時間に訪れてきた、世界遺産。ツォルフェアアイン炭鉱業遺産群。
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からの、絶景。ザ、ドイツ!な感じ。
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そして帰路のラウンジ。ドイツのラウンジは(ルフトハンザだけど)お酒も食事もうまい。アメリカの各空港とはおおちがい。
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【レビュー】「この方法で生きのびよ! ―沈む船から脱出できる5つのルール」鈴木博毅 著

読んだ本

レビュープラスさんから献本いただき、読了。

この方法で生きのびよ! ―沈む船から脱出できる5つのルール

この方法で生きのびよ! ―沈む船から脱出できる5つのルール

 

 

ぼくは、生きのびようと思ったことはない。

むしろ、完全燃焼して命を全うしたいと願いながら、日々を、ぐうたらに過ごしてしまうことがある矛盾を孕みながら、それでもいいやと即時的な感じでけっこう、自分の「生」を認識している。だって人間だもーん。

ただ、生きのびる、というのは地球に生まれた生物として必須で最低限の要件でありつつも、その切実性を突きつけられると改めて厳しい言葉だなあとおもう。
「あなた、生きるに価する人間になりたいですか?」みたいな問いかけだと思う。

しかし、である。

とりわけ医療・介護系のベンチャーに身を置くぼくからすれば、「生きのびる」とか「キャリアステップ」のような考え方がどんどん薄れてきていて、誰の尺度でもなく、これからは「個の独自性」が社会にどうやって貢献をもたらすことができるのか、充実感とは何か、とか、より内面に向かって考えることが増えてきた環境のなかで読み進めると、本書は「振り返り」という意味ですごく有意義な内容が多かった。

生きのびるとはどういうことなのか。

本書では、個人をとりまく変化として「5つのパラダイム」をいわゆるフレームワーク(氷山)として設定しながら、それに対する「生きのびかた」を論じる内容になっている。

具体的に言うと;

  1. 「代替」:過去のあるものを全く新しい何かで置き換えてしまうこと
  2. 「新芽」: これまでになかった全く新しいものが生み出されること
  3. 「非常識」: これまでの常識感が180°覆ってしまうこと
  4. 「拡散」:ある分野に留まっていたものが一気に社会に広まること
  5. 「増殖」:ある特定のものが拡大して世界を覆う様になること

つまり、環境要因として起こりうるこれら5つの「迫り来る氷山」に対して、どうやって生きのびたらいいのか、という内容なのだが、いまのぼくたちは企業に属する身として、個人としても職業人としてもこれら5つの要因に対応できる能力を身につけなければならないのだ、という警鐘を、事例とともに示してくれている内容と言ってよい。

 そして、5つの氷山だったり、その事例は、しごくもっともな内容なのである。

ただし、である。迫り来る「氷山」にたいして、読者が得る「切迫感」がちょっと少ないなあと感じさせる点がちょっぴり残念。

 

よくわかるのだ。

 

わかるのだが、5つの氷山は現代固有のものでもないし、本書に示してある事例は最新のものが多いので「そうかー、そういう”切り方”ができるのかー」と参考にはなるのだが、それ以上にならないのは、編集力なのかもしれない。

 

40を過ぎた、「おれはこうして生きてゆくのだ」と決意を固めたおっさんが読むには少々ものたりない。

30代の、脂の乗り始めた時期なら、「なら自分はこう変えて行こう」と意を新たにするかもしれない。

20代で、よくわからない(本書の内容を)の時期だと、まだ手に取るには早いかもしれない。

 

・・閑話休題。本書は、個人・地域・社会・世界が大きく変容するなかで「自分」がどうあるべきかを、原則的に示そうとする、ある種の意欲作だと言えると思う。

そして意欲作だからこそ、なのだが、ぼくの読後感はちょっぴり厳しいものになったことをお許しいただきたい。

ルールがあれば脱出できるわけではない。

そこから脱出したいと願うひとは、いつの時代も、その人の根源的な価値判断に基づいて行動を起こすはず。それがなにか、を気づかせるような、フィードバックループをつくるような結論であれば「腹落ち」したのだろうと思う。

 

参考書として有用な一冊。

 

久しぶりに海外出張。

出張あれこれ 日々のできごと

車で国内をうろうろすることが最近の日課だったぼくだが、すごくひさしぶりに海外出張に行くことになった。

1週間ほど、ドイツに行ってくる。

そう言えば前職の時に、クライアント持つ現地法人とその営業オペレーション改善を支援する時に1週間ほど出張して以来なので、まる1年ぶりである。

しかも、行き先はそのときも同じ、ドイツ。

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中国や台湾に毎週、とか、アメリカに3ヶ月、とかが本当にはるか昔のことに思える。

クローゼットからがさごそと引っ張り出してきたhartmannはちょっぴりカビ臭かった。

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ともあれ、海外市場戦略を練る絶好の機会なので色々と現地情報を吸収してくることにしようと思う。

 

 

 
 

静かな満足感と、教えを請うことの重要さ - 和田さんの『ぼくつま20』を読んで

読んだ本

和田さんからご献本いただきました

ぼくは和田一郎さんの、静かなるファンである。
 
和田さんと言えば、表現の誤解をおそれずに言えば、「市井の起業家・ブロガー」ということになるだろうか。ご自身の「ICHIROYAのブログ」で描かれている、通勤時間にちょっと心を和ませてくれる人生にまつわる話だったり、ご自身のビジネスを取り巻く悲喜こもごものトピックだったりと、なんというか非常に「ありさまの伝え方」がいつも印象に残るのだ。
よくあるキュレーションサイトの「XXにまつわる◯◯のこと」とか、目を通せば通すほど時間を浪費した感覚を持たされる粗製乱造テキストとは対極にあると言っても過言ではないと思う。
 
うん、丁寧で、率直、なのだ。
 
なおかつ、ぼく自身も和田さんと同じように一時期はEbayや海外サイトを中心にしたビジネスを作り、回してきた経験を持つだけに、ブログ上で書かれるその辺りの小ネタには非常に共感するところが多かったりもするので、「ビジネスの先輩」的な尊敬のまなざしが多少含まれてもいたりする。
 
そんな和田さんが、前著『僕が18年勤めた会社を辞めた時、後悔した12のこと』に続き2冊目のご出版をされるというエントリを拝見して、読みたいなあと思っていた矢先!
ブログ等でご紹介いただける方に、献本させていただきたいと思いますので、ご興味ある方はメールやTwitter,FBでご連絡ください。

・・ということで、速攻で(恥知らずだけど)以前繋がらせていただいていたFacebookで連絡を取らせていただいたところ、早速お送りを頂いてしまった。

 
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しかも、ご丁寧にメッセージを添えていただいた。
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で、早速読み始めたのが昨晩のこと。昨晩中に一気に読了。
 

やはり、非常に丁寧だ

ぼくもそれなりに起業本は玉石混交、いろいろと読んできたつもりだけど、肩肘を張ったところが一切感じられない読了感。
読み終えた後に、著者への親近感を覚えてしずかに満足する、みたいな感覚を覚える。
 
内容的に言うと、早期退職金をもらって後先引けずに起業の道を歩まずにはいられなかった状況から、当初の想定には全くなかったビジネス領域を必死に模索し、そして「生活圏内」で大向こうを張らずに立ち位置と「並の生活」を必死に確立してゆくさまを記したものである。
そして、そういう様子を描いた書籍はこれまでなら、あまり書店では人の目にも止まらず、ひっそりと書店から消えてゆく運命にあったのかもしれないと思う。もしくは、中小企業診断士やコンサルが書く「起業のためのこころがけ」的な本の、事例集に5行程度紹介されるにとどまるような、「華の少ない」「マーケティング的に見て訴求力に欠ける」内容として扱われてしまうことが多いのではと思う。
 

「自分の居場所」を作る本

だからこそ、和田さんの本には意味がある。
ぼくは和田さんのこの本は、売らんとする本ではなく、「愛され続けてゆく」本ではないかと強く思うのだ。
自分と家族の居場所をつくりたい、自分に嘘をつかない方法で、自分が信じるやり方で、得意なやり方でビジネスを始めてそれを達成したい、そう思っている人には、いくらかは参考になるはずである。
(第1章:起業にも二つの道がある)
ブログを通じて自己表現を行ってきた和田さんだからこそ、「本当に書きたかった自分のこと」が凝縮されている。もちろん編集の過程で色々と修正は入ったのだろうけど、「伝えたいことに、ご本人がまっすぐ向き合っている」内容となっている。
 
また、その内容がコンテクストとして「ブログ+書籍」という複合的なアプローチで著者像を浮かび上がらせる構成になっている点では、ジャンルは異なるけれど、さとなおさんの書籍と非常によく似ているような気がしている。
 

教えを請おう

会社に属していれば、いろんなルールがあり、その中で順応している限り、だんだん教えを乞うことは少なくなり、むしろ教える側にまわってゆくことの方が多くなる。その意味で、起業して一番必要なのは、和田さんがつまびらかにしてくれている「どれだけ人に聞けるか」「そのために行動できるか」「自分でやろうとしているか」なのではないかと思う。
会社を辞めてから僕はしみじみと思うのだが、必要な人を見つけ必要なことについて教えを請うということは、一番大切なことではないだろうか。
(第7章:エスニック・ショップしかない)
死ぬほど働いてみせる覚悟はあるのに、何をすればいいのか、それがわからないのだ。
(第9章:また振り出しに戻る)

ぼくは和田さんは、ネットリテラシーが高い時代の、オヤジ起業のあたらしいロールモデルであり、この本は、起業に憧れるサラリーマンが、会社を辞める前に読むべき本だと考えているのだけれど、本書を通して最も印象に残るのは、和田さんが必死に「人に教えを請うている」「そのために行動している」「自分でやっている」姿なのだ。

そして、だからこそ、ぼくはきっと和田さんのブログをまた明日も楽しみにしながら1日を頑張るのだろう。
 
和田さん、ありがとうございました。
いつかお会いさせてください!

 

僕が四十二歳で脱サラして、妻と始めた小さな起業の物語 (自分のビジネスを始めたい人に贈る二〇のエピソード)

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僕が18年勤めた会社を辞めた時、後悔した12のこと

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